【行政書士試験】試験当日の注意事項と備えておきたいこと

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どのような試験にしても、初めて受験する方にとっては、試験当日のことは未知の世界ですし、周りの環境会場の雰囲気はすごく気になるかと思います。

わたしも行政書士試験は初めての受験だったので、『どのような感じなのか』、『周りの雰囲気に呑まれないか』など不安がありました。

本試験で今まで勉強してきた成果をだせるかどうかは、少なからず試験当日の精神状態にも左右されるかと思います。

この記事では、わたしが「行政書士試験」を受験した上で感じた注意点や、本試験を受けるために備えたことを紹介します。

試験当日の注意点

時間には余裕を持って行動する

行政書士試験は13時からの開始となります。試験開始時刻から30分までは入室が認められ受験できますが、30分が経過してしまうと入室が認められなくなります。

ほとんどの方が公共交通機関を利用して会場に入られると思います。
混雑する可能性もあるので、時間に余裕を持ったスケジュールで行動することが重要です。

試験前にお腹いっぱいご飯を食べないようにする

行政書士試験は試験開始時間が13時からなので、お昼ご飯をどうするかは悩みどころです。

ご存じの方も多いかと思いますが、糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります。 この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になります。 この状態が続くと、頭がぼーっとしたり、眠くなったりします。

要は、お腹いっぱい食べると集中力を保つことができない状態になる可能性があるということです。

お腹いっぱい食べるのはダメですし、空腹すぎても集中力が続かない状態になってしまいます。
試験前のご飯を食べる時間も重要な要素ですし、何を食べるのかも重要になります。

試験開始時間にベストコンディションに持っていけるように、何時に何を食べれば眠くならず、尚且つ13時から16時まで極度の空腹にならないかは事前のシミュレーションが必要です。

わたしは、試験開始の2時間前ナッツ高カカオチョコレートを食べるようにしました。
ナッツは腹持ちが良いですし、高カカオチョコレートは血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があると聞いたからです。

ナッツとチョコで、本試験当日にお腹が空くこともありませんでしたし、眠たくなることもありませんでした。

持ち物のチェックする

試験当日に忘れ物をしてしまうと、焦ってしまい力が発揮できないかもしれません。

受験票を忘れることはないかと思いますが、ハンカチやポケットテッシュなど、忘れてしまいそうなものは事前に必ずチェックするようにしましょう。
膝掛け座布団も試験官の許可を得て使用できるので、必要な方は忘れないようにして下さい。

11月という中途半端な季節のため、試験会場によっては、寒かったり暑かったりすることがあるかと思いますので、脱ぎ着しやすい服装でいくことも大切です。

わたしは試験会場が寒かったので、試験官の許可を得て上着を膝掛けにしました。
上着を膝掛けにできるどうかは、試験官に確認が必要みたいですので、予め膝掛けを用意して行った方が無難だと思われます。

あまり気にされない方もいるかもしれませんが、「寒い」「暑い」で集中力が乱されることのないように準備をしていくことも大切なことです。

試験中に机に出しておけるものなどは「行政書士試験研究センター」のサイトに記載されているので、一度チェックしてみてください。

備えておきたいこと

独学で勉強されている方にとっては、周囲に人がいる環境で集中して問題を解くことに慣れていない方も居られるかもしれません。
わたしは、主に自宅で一人で勉強していましたので、周りに人がいる環境で集中できるかとても不安でした。

そこで、周りに人がいる環境でも焦らないないようトレーニングをするために、ショッピングモールのフードコートで勉強したりしてました。

近くにフードコートのあるショッピングモールがなくても、カフェやファミレスなど周りに人が居て少し騒がしい環境であればどこでも良いかと思います。

試験本番では「周りの人がページをめくる音」などは、気になってしまって、焦ってしまう要因になりかねません。
なぜなら『自分はかなり問題を解くペースが遅れているのではないか』と疑心暗鬼になってしまって、精神が乱されてしまいます。

行政書士試験は絶対評価の試験なので、周りの人が何点とろうが関係ないのですが、実際に試験会場で周りの雰囲気に焦ってしまうということもあるかと思います。
周りの雰囲気が気になっている時点で集中力が乱されているので、「少しうるさいくらいの環境」で集中力を保つ練習も必要かと思います。

まとめ

試験に限らず、何事も余裕を持って臨むことは大切だと思います。
そして、できることはすべて対策することにより、『やれることはやったから大丈夫』精神的な安定を得られる思います。

受験をされる方の中には、『行政書士試験は問題文が長く、試験時間が足りない』といった情報を目にされた方もいらっしゃると思います。

普段冷静に考えれば答えられる問題も、気が焦ってしまってケアレスミスをしてしまう。
焦りが焦りにつながり、今まで頑張ってきた力を発揮できないといった負のスパイラルにならないように、事前準備はなんでもやってみることが重要だと受験をして感じました。

わたしの経験が受験される皆様の何かしらの参考になれば幸いです。

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